オークション・クオリティマーケティング【わかりやすい用語解説】
オークションマーケティングとクオリティマーケティングという用語を簡単解説します。
オークションマーケティング
TVやラジオのCMや、新聞広告やWEBサイト、交通機関の広告や屋外広告に指定された枠で広告を出すこと。金額は決められた金額を出す。
また、ホットペッパーやぐるなび、食べログなどのプラットフォームに対して掲載費用を払う。
特徴としては、高額な費用を払うほど、良い枠やユーザーの目に留まりやすい場所に広告することができる。
つまりお金でユーザーやファンを買うというマーケティング。
年々広告費は高騰し、SNSにおいてはリスティング広告と呼ばれ、指値が高い広告が上位に表示される
クオリティマーケティング
Googleは、ユーザーや企業が作ったブログやホームページをSEOによって良い記事を上位に表示させる。
記事をいかに信頼性をもたせるかが重要。
少ないファンを見込み客に変え、購入へとつなげる。
また、広告予算が大手企業に比べて少ない個人や零細企業こそ自社の強みを発揮できる特徴がある。
クオリティマーケティングが広がっている背景としては、消費者の行動が、個人の発言に注目するように変化しているから。
個人が資本に関係なく発信できる時代になり、SNSで簡単に口コミ投稿ができ、オークション上で情報を探す消費者が減っていったから。つまりオークションでの情報は信頼をされなくなっていった。
大手の情報=正しいという時代は終わったともいえる。
大手企業が大金を用意してもフォロワーやチャンネル登録者数は買えない。
ユーザーがフォローボタンを押すのはその人の魅力がなければもらえないシステムに移行したのだ。
クオリティマーケティングの成功事例
スターバックスはInstagramで270万人のフォロワーを獲得している。質の高い写真を投稿している。また、季節の変わり目の新商品や、おいしいコーヒーの淹れ方、飲み物を楽しむ人などの写真を載せて、お洒落さ、かわいらしさを重視している。
ポッキーがTwitterでポッキーの日にリツイート数世界記録を目指すという企画を行い、当時のリツイートギネス記録を作った。
Go ProはYouTubeチャンネルで930万人の登録者数を集めた
アクロバティックでハイレベルな撮影でファンを作り、購入に結びつけている。
まとめ
オークションマーケティングで必要なもの=金
クオリティマーケティングで必要なもの=技術(実力)
これからは個人の能力と体験が力を発揮する。