たこ焼き屋で成功するならキッチンカーしかない理由
たこ焼き屋で成功したいなら、
結論
キッチンカーしかありません。
たこ焼き屋を開業しようと思うと、
店舗を構える or キッチンカー or 屋台
という選択があります。
それぞれのメリットとデメリット
【店舗型】
メリット
キッチンカーと比べて顧客が定着しやすく、軌道にのれば利益を生み出しやすい。
デメリット
初期投資が高い(合計500万ほどが目安)
・物件取得費や内装工事費で200万ほど。
・物件の保証金で150万ほど。
・その他費用で150万ほど。
立地を間違えると簡単には移転できない。
【キッチンカー】
メリット
多くの人が集まるイベントに参加しやすいため、広告費を抑えて集客できる。
デメリット
店舗型と比べて保健所の許可がおりにくい。顧客が定着しないため一見のお客様だよりになる。
【必要な資格と届け出】
食品衛生責任者→店舗にか必ず1人選定しなければならない(講習を1日受講する)
飲食店営業許可→保健所に建物図面を提出。オーナー立ち合いのもと保健所職員の立ち合い検査が行われる(許可まで半月程度かかる)
【たこ焼き屋をやる人が多い理由】
・参入障壁が低い
・小スペースで始められる(初期コストが少なくて済む)
・必要設備は、焼き台、鉄板、ペース用の樽、泡だて器程度。高額な設備が不要
・ラーメン店などと比較しても初期コストが半分程度で開業できる。
・在庫の回転もよく、廃棄ロスが少ない
・基本一人いればお店を回せるため、従業員を雇う必要がない
【原価率】
30~35%ほど。
500円のたこ焼きなら原価は150円ほど。
【主な原材料】
たこ焼き粉
タコ
天かす
ショウガ
たこ焼きソース
マヨネーズ
かつお節
ネギ
青のり
油
容器(1枚3円~4円ほど)
【その他経費】
電気・ガス・水道代(水道光熱費)
家賃
設備費
利用料
人件費
ガソリン代(移動販売の場合)
容器代
雑費(掃除用品、洗剤、トイレットペーパーなど)
【売り上げの目安】
平均客単価500円の場合、1日10時間稼働、10分に1箱販売した場合
500円×6箱×10時間=30,000円
定休日1日で月25日営業した場合
30,000円×25日=700,000円
【目安経費】
原材料と包装材費用 34万(45%)
家賃 10万
水道高熱費 5万
広告宣伝費 10万
合計 59万円
結論、たこ焼き屋は商品をどれだけ多く売るかにかかっている。
たこ焼き屋だけで人を引き付けるのは相当な広告が必要だろう。
チラシ配り、ポスティング、SNSで呼びかけなど。
毎日たこ焼きだけのためにその場所に来てもらうというのは現実的に難しい。
で、あれば人が集まる場所にお店を出すしかない。
人が集まる場所にお店を作る場合、家賃が非常に高くなってしまうだろう。
とすれば、キッチンカーで人が集まるスペースに置かせてもらう交渉をしてできるだけ販売するというのが唯一たこ焼きやで儲かる方法なのである。